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こだわりの視点で製造工程を見守る社内専門家として存在感を発揮。 こだわりの視点で製造工程を見守る社内専門家として存在感を発揮。

生産本部 生産管理課 課長(インタビュー時:品質保証部 品質管理課) 塔下達也

品質保証のカギは朝の“工場回り”。

毎朝出社して、まず向かうのが工場です。現場の社員に声をかけながら製造ラインが問題なく動いているか確認することから一日が始まります。
品質保証に求められるのが、トラブルの発生を予測し、その時々で最善の策を講ずること。そのためには、製造現場よりも製造を知り尽くした、現場の“エキスパート”でならなければなりません。だから工場回りの日課が欠かせないのです。大学で学んできたことと領域はずいぶん異なりますが、トラブルの因果関係を評価するときに用いる論理思考は、研究でやっていたことに近い。研究生活で身に付けた習慣のようなものが、きっと活きているのでしょうね。
数ある工程の中で私が最も精通しているのは、パッケージの材料を積層するラミネート工程です。専門知識を身に付けるのは、とにかく大変でしたが、間違って覚えると大きなトラブルにつながりかねないので、腹を決めて必死になって覚えました。

深く掘り下げたい人に
適している。

今でこそ、「ラミネートのことは塔下に訊け」と言ってもらえるようになりましたが、ここまでくるのには2、3年かかりました。苦労しましたが、人にはない得意分野を持てたことは、明確なモチベーションになっています。
幅広い技能を身に付けるよりも、深く掘り下げていく方が好きで、そのうえ無駄で非効率なことを見過ごせない性格が、この仕事にあっているんじゃないかと感じています。実際に、そんな自分なりの視点が仕事に活きたことが、これまで度々あります。たとえば、トラブルが起こりがちなのに根本的な対策がなされていなかった加工方法がありました。これをどうにかしたいと提案した改善案が採用され、今では当社標準の加工方法になっています。
私がそうだったように、ある分野のエキスパートになれる可能性が、この会社にはまだまだあります。
大学の研究のように、ひとつのことを掘り下げて、それを製品に活かしてみたいという人には、ぜひ挑戦してみてほしいですね。

先輩社員のインタビュー

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