旅人ゴルファー川村昌弘選手は13kgの減量に成功したようです。ダイエットに興味ある方も必見です!
「いま僕はココにいます」Vol.105 サウジアラビア編(GDO用)より
プロゴルファーの川村昌弘です。いまぼくはジェッダにいます。
アラブ首長国連邦での開幕2戦を終えて、サウジアラビアにやってきました。欧州ツアー「サウジインターナショナル」は昨年に続く出場。3年前には待機選手として現地には来ていた(出場できず…)ので、コースを訪れるのは3回目になります。
今週は世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンをはじめ米国から来た選手も多く、フィールドが豪華です。世界ランクポイントも優勝者への配分が54ptで、米ツアー「ウェイストマネジメントフェニックスオープン」の58ptに迫りました。昨年、欧州と米国、両ツアーの提携が決まったこともあってか、両協会の幹部も会場に姿を見せています。数日前にカリフォルニアで優勝したパトリック・リードは火曜日にもう練習していました。
写真:ビフォー(2020年)
ところで…、最近たくさんの方から「痩せた?」と声をかけていただきます。「ダイエットしよう!」と強く意気込んだわけではないのですが、実際に10kg以上の減量に成功しました。今回はそんなお話を少々。
きっかけは去年、2020年のお正月でした。体重計に載ったところ、人生でもっとも重い「88.8kg」を計測したんです。90kg到達が見えて「これはさすがにマズイ…」と思い、日々の食事を見直すことにしました。
写真:ビフォー(2020年)
数年前に小麦のアレルギー反応で、じんましんが出たことがありました。そこでまず小麦メインの食事を極力控えることに。パスタやラーメン、うどんはこの1年まったく口にしていません。次に砂糖をできるだけ摂らないように。僕は甘いものも大好きなのですが…たまにチョコレートをつまむくらいでガマンしています。数年前までは好きだったお酒も、最近は体質に合わなくなってきた気がしていたのでやめました。
写真:アフター(2021年)
周りの方がお酒を飲んでいても誘惑にかられませんが、キツイのはドーナツ。海外のゴルフ場では小腹が空いたときの軽食になることもしばしばで、思わず手が出そうになります(たまに一口もらったりします)。去年コロナ禍で多く試合が行われた英国での、“小麦製品ナシ”はちょっと大変でした。
ただ、海外には最近グルテンフリーメニューも多く、重宝しています。とはいえ僕は糖質制限をしているわけではありません。お米を見つけたらしっかり食べています。毎週プレーする国が違う連戦でもありますから、そこまでストイックではありません!ゴルフを長く続けるために少し気を遣っただけです。
結果的に今の体重は75kgになりました。80kgくらいはあったほうがいい気もしていて、今は試行錯誤の段階。飛距離への影響もあまり感じません。それでも、以前から継続しているランニングはすごく楽になりました。なにより、毎年どこかで故障していた身体が、昨年はケガなく健康的に過ごせたことが一番の収穫かもしれません。
写真:アフター(2021年)