世界各国を旅するプロゴルファー川村昌弘選手。今回は旅先で必ず行うルーティンを紹介してくださいました。
写真:現地のコインランドリー
「ASIスコットランドオープン」が行われたエジンバラからレンタカーで南下し、ロンドンにやってきました。スコットランドの首都からイングランドの首都へ。今週は「BMW PGA選手権」に出場します。
今回のドライブはおよそ6時間。道のりのちょうど半分くらいの地点の都市、リーズにちょっと滞在しました。今回は各地を転戦するうえで、欠かせない“ルーティン”を紹介します。新しい土地に入って最初にやること。それはウエアの洗濯です。
米国や日本のように、セルフで使える洗濯機と乾燥機が完備されている宿泊施設は欧州各国にはほとんどありません。かといって、下着や靴下まで毎回ホテルのランドリーサービスに出していたらお金がもったいない。そこで僕らはコインランドリー店を探しに街に出ます。リーズでも同じでした。
写真:現地のコインランドリー
コインランドリーがあるエリアは、“治安が悪い”とまでは言いませんが、ダウンタウンのはずれ、少々物騒な場所にあることが多いため、夜にふらりと出歩いて行くのは避けたい。日中にウエアを洗濯機に放り込み、乾燥機にかけて、そのあいだにランチも…といったぐあいに時間をうまく使いたいところです。今は新型コロナウイルスの影響で、各試合の会場に入ってから、大会が終わるまで行動が制限されている特殊な時期なので、息抜きにもなるんですけどね。
写真:リーズの街並み
新しい街でのもうひとつの楽しみが、トレーニングを兼ねたランニング。都市によっては思わぬアップダウンがあったりしますが、風景を眺めながら走るのは気分もいい。リーズには大きな大学があり、学生が目立つのとともに、川にはたくさんの船が浮かんでいました。リバプールと結ぶ運河が栄えた土地だそうです。
写真:リーズの街並み